南部俵積唄
ナンブタワラヅミウタ
八戸 ROXX (2008.02.23)
ハァ 春の始めに この家旦那様に 七福神がお供をして 俵積みに参りた
ハァ この家旦那様の お屋敷をば見てやれば
倉の数は四十八 コラ いろは倉とはこのことだ
一の倉は銭倉 二の倉は金倉 三のお倉は宝倉 次の倉から俵倉
俵倉には米を積む 七万五千の御俵を 七十五人の人足で
大黒柱を取り巻いて コラ 背戸から千石 窓から万石
やっこらせいの掛け声で コラ 棟木までよと積み上げた
さても見事に 積み上げた コラ おほめ下んせ旦那様 コラ お祝い下んせ嬶様
目出度いな目出度いな この家旦那様は 百万長者と申される
ハァ 目出度い 目出度い
三戸町より